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物流ニッポン(2011/11/24) 静脈物流、他地域へ拡大 収集からリサイクルまで

2011年11月24日

サンワNETS(水谷欣志社長、静岡県袋井市)は主力のサード・パーティー・ロジスティクス(3PL)事業に加え、廃棄物の収集からリサイクルまでを一貫して行う「静脈物流」にも注目している。「生産から消費までの物流は人間の『動脈』に相当するが、逆に消費者から出てリサイクル・廃棄に至るのが『静脈物流』だ。意識して始めたわけではなく、主力事業から派生する形で仕事になった」と水谷社長は話す。
同社の掛川物流センター(掛川市)では十数年にわたり、PC用ソフト、ゲームソフト、映像DVDなどの3PL事業に取り組んでいる。ただ、季節商品など寿命の短いアイテムも多く、入れ替えが頻繁に行われるため、返品は必ず発生する。「ソフトは商品サイクルが短く半年もたない。8?9割は廃棄処分になる」
吉田物流センター(吉田町)ではことし2月、プラスチック用の破砕機を導入した。廃棄処分になったソフト類は、紙とプラスチックに分別。プラスチック部分もケースとディスクに分ける。ケースは大半が同じケースとして「リユース」されるが、ディスクは破砕し、リサイクル原料として専門業者に引き渡す。水谷氏は「ディスクは良質のプラスチックなので利用価値がある。ゼロからつくるよりコストも安い。最近は中国で需要が増えている」という。
一方、グループ会社のサンワ環境整備(山崎浩信社長、森町)は産業廃棄物の中間処理施設として多種多様なリサイクルを手掛ける。家電製品の梱包などに使われた発泡スチロールを集め、2台の溶融固化機で処理。細かく粉砕したスチロールを加熱しモチ状にしたものを型に入れ、水で15分間冷やすと棒状の素材「インゴット」が出来上がる。1本の重量は10キロとなり、400?500円で売るという。
運送業務に欠かせないストレッチフィルムもリサイクルで有効活用している。圧縮梱包処理機を経た大量の使用済みフィルムは、重さ120キロの大きな塊になり1200円程度の値段が付く。
同社の資源置き場には使い古した黄色いテニスボールが山積みされている。高校生がクラブ活動で使っていたものだ。地域社会と良好な関係を築いており、最近では公立学校から出る廃棄物も扱っている。山崎氏は「公共関係は事務手続きが煩雑なため敬遠する同業者が多く、わが社にとってはチャンスだった。地元住民の理解なしに運営できないが、関係はうまくいっている」と胸を張る。
サンワ環境整備はパート従業員含め13人のスタッフが廃棄物の収集や処理を行っている。
売上高は1億2000万円で、月平均1000万円。スタッフ一人当たり年間1000万円近く売り上げる計算だ。
サンワNETSの水谷社長は「あまり経費も掛からないので、経営効率は悪くない。静脈物流は大きく伸びる分野ではないが、なくなることもない。現在のエリアは静岡県西部だが、これからも廃棄物処理の事業許可を取って他地域・県へ広げていきたい」と話す。

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