袋井市堀越の物流会社「サンワネッツ」が創立50周年を記念して、東海道五十三次「袋井宿」のイラストをラッピングしたトラックの運行を始めた。
　市が歌川広重の浮世絵「袋井出茶屋ノ図」を基に作成したデザインに、富士山を描くなどした。袋井宿は東海道五十三次の宿場の中で、江戸からも京都からも27番目にあたり、「東海道のどまん中から、ありがとうをお届けに。」のキャッチコピーを添えた。
　トラックは積載量13トンと3トンの2台。大型は神奈川県と京都府間、小型は袋井市周辺をそれぞれ走り、袋井市をPRする。4月28日にお披露目され、原田英之市長は「大変うれしい。事業をしながら袋井を宣伝してもらえる」と話した。