サンワネッツ（水谷欣志社長、袋井市）は3月22日、設立50周年記念事業の一環で昨年6月から建設がすすめられていた、浜松白鳥物流センター（浜松市東区白鳥町）の竣工式を執り行った。
　施設は東名高速道路浜松ICから約１キロメートルの好アクセスで、敷地面積15719平方メートル、建物面積15052平方メートルという同社においては二番目にあたる規模。総工費はおよそ２０億円で、大手化粧品メーカーが製造するシャンプーやリンスといったトイレタリーを取り扱い、また営業倉庫としての認可も取得した。
　センターではAGV（無人搬送車）に加えて全室LED、太陽光発電、外壁における金属断熱サンドイッチパネルなどによる、作業の効率化と環境への対策を準備。同社では施設の運用を通した新たな雇用創出や地域貢献に意欲を示しており、今後の動きが注目される。